御朱印帳ができるまで

"手仕事"が生み出す御朱印帳

今となっては寺社以外の場所でも、目にする機会が増えた『御朱印帳』。見た目のデザインだけでなく、大きさや種類も様々にあります。これらの御朱印帳は、いったいどのように作られているのでしょうか。
"手仕事"にこだわる、株式会社コードさんに伺いました。

まずは帳面を作るところから。
和紙の 1 種である奉書紙を手で二つ折りにした後、機械で押さえをかけます。この後霧吹きで水分を与えます。通常の紙ですと水分で脆くなったりヨレたりしそうに思いますが、和紙なので大丈夫。もちろん適量を吹きかけ、乾燥させます。こうすることによって紙が引き締まり、角がきれいに出るのです。

御朱印帳つくりは、まずは帳面を作るところから始まります。帳面つくりにも小さな技が詰まっています。
紙の裁断は機械で行われますが、人の手と目によるチェックは欠かせません。

この時点ではまだ二つ折りの紙。こちらを蛇腹になるように、互い違いに合わせていきます。紙をさばきながら組み合わせていく様子は、まるで手品のよう。一見単純な作業のようでいて、職人さんの確かな技がなければ難しいことなのです。

紙をさばきながら組み合わせていく様子は、まるで手品のような職人技です。

組み合わせた紙は両端を糊付けし、乾燥させます。ここでようやく「1 枚の蛇腹状の紙」になります。この後は化粧裁ちをして整えた上で、御朱印帳サイズに裁断されて帳面は完成です。

次に表紙を作ります。
てんてんてんでご用意している御朱印帳は、いずれも布張りの表紙です。(表紙に使用している生地自体にも、もちろんたくさんのこだわりがあるのですが、それはまた別の場所でご紹介いたします。)カットされた生地(裂地)は、まず厚紙に貼りこみます。専用の機械にボンドを流し、次に厚紙を流してボンドを塗布。塗られたボンドが乾かない内に、手早く裂地を貼りこみます。貼りこみは1 枚ずつ手作業で行われます。手早く、尚且つシワや歪みのないよう正確に貼らなければなりません。

最後に御朱印帳として仕上げます。
裂地が貼られた表紙を乾かした後、再度機械に通してボンドを塗ります。表紙と帳面をズレやムラがないように貼り合せて、乾かせば完成です。

表紙と帳面が貼り合わされた御朱印帳は、重しを乗せて乾燥させます。完成までもうすぐです。

数々の職人さんの手を経て、やっとできあがる1 冊の御朱印帳。
お手元に届いた後は、ぜひ大切にお持ちください。
帳面が埋まった時には、あなただけの宝物になるはずです。

作り手のこだわりが詰まった御朱印帳は、持てばきっと愛着がわきますよ。色柄も豊富ですので、ぜひご覧ください。